Max Parkについて、知らなければならないこと

今回も第九期の雑誌の内容を訳してみました。

まとめ:《关于Max Park和他的新世界纪录 你必须要知道的十件事》陈静远 Jingyuan Chen / 潘杰康 Jiekang Pan

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  • Max Parkは韓国系アメリカ人だ。中国で「大公園」と呼ばれる人が多いそうだ。しかし、その呼び方は間違える。彼の姓「Park」は韓国の姓「朴」だ。
  • 今までMax Parkは世界記録を3回果たした。独占者を潰す人と言っても過言ではない。3X3X3平均世界記録以外に、今年の4月8日に彼は4X4X4平均世界記録を果たした。その上、この記録はFeliksとドイツ選手Sebastian Weyerを五年ほど独占している。彼も去年の12月10日に3X3X3片手平均世界記録を果たした。この記録は2年間に誰もFeliksとAntoine Cantinからトップの座を奪わない。
  • Max Parkは2001年11月28日に生まれ、今のWCA 3X3X3ランキング10位以内の選手に最も若い。Lucas EtterとSeung Hyuk Nahmは彼と同じ2001年に生まれる。(Lucas Etterは2001年7月に生まれ、Seung Hyuk Nahmは2001年3月に生まれる)
  • Max ParkのメインキューブはGan356 AirUM 黄色のGESだ。今まで平均成績は世界ランキング3位以内選手(Max Park、Feliks Zemdegs、Sebastian Weyer)のメインは全部Ganだ(Ganの笑い声が聞こえるようだ)。磁石内蔵の競技用キューブをメインにする選手も多くなる。
  • 3X3X3平均記録を果たした大会「OCSEF Open」は4ラウンドが行われた。そして、2回戦にこの記録を果たした。1回戦に、彼は平均6.83の成績で大陸記録を果たした。残るの準決勝と決勝に、彼の成績は7.25と6.61だ。その落ち着く表現はものすごくすばらしいことが感じられる。実は今年の2月25日「Caltech Winter 2017」に3ラウンドで全部の成績は6.94、6.96、6.92だ。このように3ラウンドで全部sub7の選手はMax Park以外に、誰もいない。
  • Max Parkは2012年8月に初めて大会を出て、当時の成績は平均20.56だ。最初の大会から今まで、彼はsub10になるには3年かかって、sub9になるには3年5ヶ月かかって、sub8になるには3年9ヶ月かかって、sub7になるには4年6ヶ月かかる。そして、Feliksはsub10になるには6ヶ月かかって、sub9になるには1年かかって、sub8になるには1年4ヶ月かかって、sub7になるには4年7ヶ月かかる。しかも、Feliksの時代に、競技用キューブの性能が今に劣る。
  • Max Parkは自閉症のような精神障害を患う。「US Nationals 2016」の3X3X3決勝に、母親が同伴することが必要だった。しかし、その精神障害は彼の世界一になることを阻止しない。
  • 2013年、有名ではないMaxはFeliksと同じな大会「ルービックキューブ世界大会2013」に競争したことがある。つまり、二人の真剣な勝負は今年の7月「ルービックキューブ世界大会2017」で決まる。それに、世界ランキング10位以内の選手は全部申し込んだ。もし全部出れば、今年のルービックキューブ世界大会はトップを狙うために、激しい競争になりそうだ。
  • この7年間に、世界2位になる選手が多い。この中に、代表的な選手を紹介したいと思う。まずは、アメリカ選手Rowe Hessler、2011年「ルービックキューブ世界大会」の準優勝だ。次は、オランダ選手Mats Valk、キュービストたちよく知っている人で、2013年と2015年「ルービックキューブ世界大会」の準優勝だ。次は、イギリス選手Alexander Lau、Roux Methodを使う選手で、かつてFeliksを超える可能性がある人と言われる。そして、アメリカ選手Lucas Etter、2015年に3X3X3単発世界記録を果たした。最後は、ドイツ選手Sebastian Weyer、4X4X4世界記録を果たした。
  • 14年以来、アメリカ人は誰も3X3X3平均世界記録を果たしない。つまり、Max Parkはアメリカの第一人者だ。その前は2003年「ルービックキューブ世界大会」のチャンピオンDan Knights、当時の成績は20.00だ。

ルービックキューブのタイムマネジメント

 まず、自己紹介します。私は張と申します。台湾のキュービストです。主催した大会All is Well 2017の機会に、中国大陸のルービックキューブ雑誌の執筆を誘われて、大会について文章を書きました。ですから、第九期の雑誌をもらいました。そして、今回はその中の文章、中国語を日本語に訳してみました。

原作:《魔方时间管理》张春雨Chunyu Zhang

 

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    ルービックキューブはキュービストの生活に最も大事なものだが、キューブは人生の全てではない。キューブと生活はどうやってバランスを保つべきなのか。それがキュービストとして考えるべき課題だ。ルービックキューブ大会の争いは激しければ激しいほど、目標を果たしたいなら、長時間の練習を繰り返ししなければならない。では、どうやって有限の時間に効率的な練習をすればいいのか、よく考えるべきだ。

 キューブの練習は逆流に船を行く、進まねば後退するのようなことだ。すなわち、転石苔を生ぜずということだ。立ち止まったら、手順を忘れるだけではなく、指の力も退化する。だから、長時間で規律的な練習が必要だ。キューブの練習をある程度の時間を封じると、退歩というよりむしろは進歩という噂があるそうだ。実は、それが違う。キューブを封じると、進歩すると言われるのは主に二つ原因がある。一つはキューブを封じる前に学んだ手順をまったく吸収しないことだ。キューブの練習に脳と筋肉もトレーニングしている。練習以外に、体の筋肉と深層意識についても練習の過程で学んだものを吸収している。つまり、睡眠もキューブの進歩を促すことができる。例えば、一日目に何十回も練習するが、うまく回せないかもしれない。しかし、寝た後に、時々手順をうまく回せることに気づく。前に学んだ手順がまったく吸収しないからこそ、キューブをある程度の時間を封じると、少し進歩することができる。だが、時間を言えば、キューブを封じる時間が練習時間に変わるなら、幅広く進歩することができる。二つはほかの種目を練習することだ。例えば、4x4x4を一ヶ月練習しないで、ほかの種目を練習している。一ヶ月後に、4x4x4を練習すると、進歩も見える。それは各種目が互いに進歩を促すのだ。

 様々な種目の進歩は技術の更新が必要だ。例えば、3x3x3はLBL法からCFOP法に進み、2x2x2はOrtegaからEGに進む。上級者に進んでいけば、自分に合ったものを選ぶ、またマスターにアドバイスを聞いたほうがいい。例えば、3x3x3のCFOP法は普通に7手順の十字OLLから学び、あとは全部のPLLを学び、最後は残るF2LとOLLだ。なぜなら、自分のタイムを短時間に効率的に進歩させるためだ。それに、だんだん進歩するからこそ、練習を続ける力が湧いてくる。2x2x2のように、もし直接全部のEGを学び、全ての手順を覚えるまで練習しなかったら、興味を失いやすく、途中に諦めることになる。そのため、技術を更新する時に、一歩一歩進み、手順を学ぶ退屈さに打ち勝つには、タイムが進歩することによって自分を励まし、バランスを保つ。毎日新しいものを学ぶ動力が湧いていけば、だんだん進歩する。

 人によって、練習の状態も違う。毎日練習し始める時に、状態が非常にいい人がいるが、だんだん乗ってくるタイプの人もいる。自分の状態によって、練習量をコントロールすることが必要だ。例えば、手が冷たい時に、手順を学ぶ。手があたたかい時に、記録を計測する。実は、練習する時に、三つ面のトレーニングがある。一つは手順がこなれることだ。二つはインスペクションと反応能力だ。三つは指の力を強くすることだ。以上の面で、手順の量、インスペクションと回すスピードも進歩することができる。キューブの練習は必ず目標を果たすために、練習する。逆に、目標がない練習はただ時間を浪費するのだ。

 スピード競技には、短時間の大量練習を勧める。なぜなら、いい状態に入りやすいし、壁を越えやすいからだ。目隠し競技には、毎日一定の練習量を定めたほうがいいと思う。大量の練習量は必要ないが、毎日練習し続けることが大切なのだ。目隠し競技をする時に、記憶段階のトレーニングが重要なので、長時間の規律的な練習をしなければならない。

 最後に、キュービストの練習計画は大会の時間と種目によって、定めることが多いそうだ。それはキューブのトレーニングに対して、とてもよい。大会前の練習には、アドバイスが二つある。一つは大会の前に、できれば新しい手順や方法を学ばないことだ。もし練習量が足りなかったら、大会にミスが出やすい。二つは練習量と種目の関係だ。やさしく言えば、どのぐらいの練習量をしたら、最もよい状態に入ることができるか、ということだ。例えば、大会の前に、もしウォーミングアップが足りないなら、最もよい状態に入らないので、いい成績が取れない。逆に、ウォーミングアップしすぎるなら、疲労状態に入り、いい成績も取れない。

 キュービストの生活にキューブの練習は最も時間がかかることだ。おのおのもそういうことをよく考えている。以上は執筆者の立場だ。ご参考までに。キュービストたちは毎日個人記録を突破し、大会にもいい成績を取るよう願っている。